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オートガイド撮影準備 [天体観測]

ここ数日は冷たい雨の日が続いていて、季節は秋に変わろうとしていますね。きれいに透き通った秋の夜空を思いながら、久しぶりに天体撮影をしようと計画しています。

いろいろとPCやオートガイドの環境を整えたので、備忘録として書き留めてます。

前回の撮影時は、ガイドカメラ ToupCamからの信号途切れが散発してましたので、その対策としてドライバーを入れなおします。ToupTekのホームページに行くと、関連するドライバー、Camera用と赤道儀制御のST4信号のASCOM用ドライバーなど、最新版がありましたので、それらをインストールします。そして、ASCOMプラットフォームも最新版の6.5をインストールしました。

皆さんのブログを拝見していると、最近のノイズ低減手法としては、Ditheringという、1ショット撮影毎に、ガイド星の位置を少しずらすことによって、撮影画像上のDarkノイズの位置を分散させて、ノイズを平均化して低減するようです。
オートガイドソフト PHD2と、撮影用のソフト、Astro Photography Tool (APT)や、BackyardCanon というソフト を組み合わせることで、実現できるとのこと。APTというソフトがお手軽価格で入手できるそうなので、こちらをインストールしました。

PHD2 の ToupCamとAPTは、どちらもからASCOMベースで制御となります。ところが、ToupCamのCCDの画像は問題なくPHD2に取り込むことができたのですが、赤道儀制御のToupST4のドライバーがうまく作動しません。コントロール方法の選択リスト上にToupST4が表示はされるのですが、選択するとエラーとなってしまします。
PCとの相性の問題かもと考え、別のPCにPHD2とASCOM関係のドライバーをインストールして試しましたが、結果は同じでエラー解消せず。

行き詰まりながら、ToupCamを販売している海外のサイトを読んでいたら、PHD2の新しいバージョンでは、ToupCamが標準でサポートされているので、ASCOMは使わなくても大丈夫、と書いてありました。
PHD2のホームぺーじで確認すると、v2.6.6で、"New ToupTek camera support for Windows" と書かれてました。改めてPHD2のカメラ選択リストをよく見てみると、ToupTek Camera と書かれた項目がありました。カメラの選択はこれを選んで、MountはOn-Cameraを選択。これでうまく行く気がします。

2020-09-26 (1).png


APTのほうは、ASCOMベースでしかコントロールできないのですが、よくよく考えると、Ditheringのための信号は、撮影終了 (APT) → Dithering 実行指示 PHD2 → 赤道儀駆動信号 → Dithering確認 PHD2 → Dithering終了後撮影再開 (APT) となるはずで、ATPが直接赤道儀を動かす必要はないので、Ditheringのためだけであれば、ASCOMのドライバーは不要でした。
PHD2を事前に立ち上げてから、APTを立ち上げると、PHD2 connected と表示されているので、問題はなさそうです。

この環境で問題なく動くかどうが、早く試してみたいところです。





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ときがわ町にて [天体観測]

また撮影してきました。
今日は堂平まではいかず、その手前のときがわ町の西平で機材を設置しました。
撮影始めるころには風も収まって好条件でした。

今日は、M33とM45すばるを撮影しました。
どちらもR200SS、ISO800、露出時間2分30秒、15ショット 、DeepSkyStackerでのお手軽画像処理です

20190105_M33.jpg


20190105_M45すばる.jpg


次回への備忘録です。
・ToupCamからの画像データの途切れが改善しません。後半では20秒以上途切れてしまうこともありました。AstroStreetから最新のドライバーをダウンロードして入れてみました。(今までは製品に付属していたCDにあったドライバーをインストールしていたはず)。これで改善するかどうか早く確認したところですが、残念なことに長かった正月休みがそろそろ終わってしまいます。
・PHD2での追従精度がRA、Decとも今一つ良くない。がEM-10にとっては、重量オーバーなのでしょうか? 次回はEOSレンズに変えてガイド精度を確認してみます。



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初撮り [天体観測]

久しぶりに夜の堂平に出かけてきました。風も弱く、気温も比較的高め、そして空の透明度は抜群で、撮影日和でした。夜景もキレイで人出も多かった。

椅子とテーブルを忘れましたが、撮影用の機材は無事に組みあがり、新しいSuaokiの電源、ToupCamも無事に動いて、この時期お決まりのオリオン座大星雲を撮影できました。
ISO800 3分 x10ショットの写真です。DeepSkyStackerでのお手軽画像処理です。


20190102_オリオン座大星雲2.jpg



以下は、備忘録です。

Dark取り忘れ
久しぶりだったので、すっかり取り忘れました。次回は注意です。

ToupCamの設定
カメラの選択で、ASCOM Toupcam driverで接続してから、マウントでToupST4を選択すること。Windows WDM-styleをカメラで選択すると、ToupST4をマウントできない。カメラとマウントとToupCamで接続した後でなら、カメラをWindows WDM-styleに変更することはできました。

PHD2ガイドの設定
ガイド鏡の焦点距離や、ガイドカメラのピクセルサイズを適正に設定してなかった。自宅に帰ってから、焦点距離200mm、ピクセルサイズは3.75umで登録。
キャリブレーションのステップは、ガイド星の赤緯を入力すると最適地を自動で計算してくれる機能がありました。とりあえず赤緯によって変動する範囲の中央で設定しておく。

ToupCamドライバー
ToupCamドライバーを使ったほうが、Windows WDM-Styleよりより暗い星まで映る。上記接続の問題もあるので、ToupCamドライバーを優先して使ったほうがよさそう。

ToupCam
ガイド中、時々画像のデータが途切れて、ガイド星を見失いました、とエラーが表示される。数秒間なので、大事には至らず、撮影に支障はなかった。Windows WDM-Styleに変えても解消せず。原因は不明。次は三又USBでの電源供給を止めて、三又なしでの通常の接続でトライしてみる

Suaoki PS5B
EOS40DとPC(Surface)への電源供給、ガイドカメラへのUSB電源供給に使用した。使用時間は3時間ほどですが、バッテリーの減りは僅かだったので、まだまだ長時間使えそうです。赤道儀への供給も含めて、すべての電源をSuaokiにしても大丈夫そう。

風対策
途中から風が吹き始めた。風が吹くとPHD2のガイド信号が大きく振れて、結果星像も流れてました。EM10重量オーバーでR200SSを載せているので仕方ないところですが、三脚を強化で改善できないか?

PCの電源設定
タイマー撮影が順調に動き始めたので、しばらく放置していたら、Windowsがスリープモードに入って、撮影が止まってた。星見用の電源プランを追加して、スリープモードにならない設定に変更した。

カメラ縦横切り替え
縦横位置の変更はねじを回し込むので、ピント位置がずれてしまう。やっぱり、ビクセンのガイドマウントEXが欲しい。

EOS40D電源用DC/DCコンバーター
電源は安定していたようで、カメラの動作はまったく問題ありませんでした。端子部からワイヤーが抜けやすいのが難点。被覆部を挟むようにしてしっかりと固定してみたけど、どうなるか?


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惑星観望 [天体観測]

今週は火星の大接近がニュースになっていました。最近は自転車ばかりで望遠鏡はご無沙汰でしたので、こんな時くらいはと思い、自宅の庭で観望しました。

R200Sの口径20cmは今までのBORG10cmと違って迫力があります。
火星は小さいですが、それでも火星のシミは確認することができました。
西へ望遠鏡を向けると、そこには木星が明るく輝いています。白く明るい木製は横縞模様をはっきりと確認することができました。
最後、さそり座アンタレスの左側、土星が登場でう。土星の環が大きく傾いて、いかにも土星という見え方です。環の間にはわずかにカッシーニの隙間を確認できました。
自宅庭からでしたが、満足できる観望でした。

冬の星空 [天体観測]

子供が天文部の合宿に参加させてもらい、奥秩父の夜空の写真を収めてきました。急遽購入したリモートコントローラを無事に使いこなせたようで、連続撮影した写真を持ち帰ってきました。

タイムラプス動画にしてみたのですが、20枚では映像が短すぎて面白味がでませんね。
比較明で合成して、流し撮り風に合成してみました。



20160109_1



20160109_2


固定連続撮影しながら、望遠鏡で眼視観測というのも2倍楽しめそうでいいかも。でも冬の寒さを想像してしまうと、足が向きませんね。

ラブジョイ彗星 [天体観測]

今日も堂平へ上りましたが、時間は夜、自転車ではなくて自動車です。

ラブジョイ彗星が見頃なので、久しぶりに撮影に出かけました。
今週の天気が崩れた日、お山のほうはかなり雪が積もったみたいですね。白石の峠道は除雪してありましたが、堂平山頂へ向かう道は、雪&氷道でした。いつもの駐車場に到着すると、星関連の先客が二組ほどおられましたね。
雪のない地面を見つけて、さっそく機材を設置して撮影しました。
PHDはパラメーターを見直したので、今日は順調にガイドしてくれてました。
課題はバッテリーですね。カメラのバッテリーは2個所持しているのですが、どちらも撮影開始するとすぐにバッテリー切れとなってしまいます。
撮影途中、まったくガイドが動いていないのに気付きました。調べてみると、赤道儀のバッテリーが切れてしまったようで、電源ランプが消えてました。別のバッテリーに付け替えて、撮影再開。
今日は70-200mm/F2.8で撮影しましたが、カメラを縦位置にしたとき、垂直が正しく出せません。縦位置合わせの線をホルダーに書き込んでおかないといけません。
撮影はそこそこうまく進んだのでよかったのですが、帰宅してから気付いたのが、ダークファイルを取り忘れたこと。
それでも一応Deep Sky Stacker任せで画像処理したのがこちら。

Photo
次回はRS200Sで撮影を試みたいと思います。

西平運動公園で撮影 [天体観測]

先月の大雪がまだ残っているので、堂平は諦めて、手前の西平の運動公園で撮影しました。近くに街灯がありますが、車で隠せばOK。
新しいガイドスコープはアリミゾ取付になったので、ねじ締め付け無しでシステムの組み立てができるようになり簡単です。
新しいガイドスコープとPL-130Mの焦点合わせ。
 ドローチューブは引き出さずに、ヘリコイドを回すだけでOK。
ファインダーとカメラの中心合わせ
 ライブビューの画面でグリッド線を表示させることで、ファインダーとカメラの中心を正確に合わせられます。
カメラのピント合わせ
 電動フォーカサーの動きが、Slow側にしても敏感。使い勝手は今一つ。
 カメラ回転装置で回すとピントがずれるので、回すたびにピント調整が必要。
PHDガイド
 また失敗の連続でした。何度やってもキャリブレーションでエラーが発生。根気を出して、脳味噌アイコンのパラメーター設定を確認して発見したのが、caribration step です。デフォルトでは750msになっていました。以前はバローレンズを付けていたので750ms分の補正信号でCalibrationに必要あ移動量が確保できていたのが、バローなしで焦点距離が短くなった分、Caribrationの時間を長くすべきでした。3000msで試したら、無事にCaribrationできました。
バッテリー
 保温バッグに入れてみましたが、それほど長持ちはしませんでした。2~3時間くらいかな。
キャリブレーションの問題が解決したと思ったら、今度はバッテリーが終了。夜の2時を過ぎてしまったので、そのまま撤収。目的のおおぐま座のメシエ天体は撮れずじまいでした。
まずは自宅の庭でPHDのセッティングをじっくりと固めることにします。

堂平で初撮り [天体観測]

新年早々、久しぶりの星撮りへ。
風はほとんどなく、夜になっても暖かくて良いコンディション。
PHDガイドのキャリブレーションも順調に終わって撮影開始。ところがDecの補正指示が出っ放し。
動かない原因を調べていると、今度はRAも動かなくなった。
R200ssが重くて動きが悪い?EM-10では荷が重すぎるのか?
バッテリーの電圧が弱いのか、赤道儀の動きが渋っているのか?
できることから一つずつ対策をと考えて、まずはバッテリーを保温するためにクーラーバッグを購入。
これにポータブル電源とお湯入りのペットボトルかカイロを入れて保温してみようと思います。
Dec不調ながら撮った1枚です。
Img_0020

パンスターズ彗星また見えず [天体観測]

吹上の水道橋の土手でチャレンジしましたが、今日も見つけられませんでした。EF70-200で連続撮影しましたが、カメラを北に向けすぎてしまい、パンスターズ彗星は映りませんでした。

また次回チャレンジです。

Img_0010

堂平でM42 [天体観測]

3連休、月曜日は会社は出勤日ですが、子供たちは学校がお休みなので、午前中休暇をとることに。とうに用事はなかったので、日曜日の夜ですが、近場の堂平へ撮影に出かけました。白石峠を上る途中、周りは白い雪が目立ちましたが、道路は堂平まで除雪されてました。19時頃到着すると、すでに二組ほど、望遠鏡を設置している人がいました。雪で県民の森まで行けないのかもしれません。

既に購入してから1年半くらい経ちますが、PL-130Mで初めてまともにガイド撮影できました。
・暗い星を認識させるには、ピントを正確に合わせないとだめ。
・ガイドマウントなしで、イメージシフトだけで、ガイド星は見つけられそう。
・カメラのビューファインダーがあったほうが便利そう。
・バッテリーは赤道儀用に7Ah、PCやガイドCCD用に21Ahで4時間くらいは大丈夫だった。
・カメラのバッテリーが弱っている。片方は数枚ほどで電池切れ。次回はポータブル電源から引いてみるか?
撮ったのは冬の定番M42です。
ISO1000、5分x17枚をdeepskyStackkerでコンポジットしました。
シャープさには欠けますが、暗い部分まで良く撮れたと思います。
20130210_

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